ピグマリオンについて

大切な幼児期、毎日何とな~く過ごさせていませんか?
8才までの時期は、幼児特有の脳の働きがあり、これに正しく対応した教育体系が必要なのです。詰め込み教育の前に行うべき事があります。

 

 

ピグマリオンで指先、空間、図形、数論理、言語能力を関連づけながら身に付けることによって、心と能力を育てましょう。

ピグマリオンは、学校教育の先取り、テストで良い点をとるためだけの教育ではありません。「人として」生きていくための高い能力を育てる幼児教育です。

「教える」のではなく「学ばせる」

低いレベルの問題なら、解答能力だけをトレーニングしている生徒でも、テストの点数で勝るかもしれませんが、高い能力を必要とするレベルになると、問題解決能力を持った生徒に軍配が上がります。
ピグマリオン学育メソッドで学んだ子どもたちは、問題解決能力をきちんと育成されており、高学年になればなるほどよい成績になっていきます。

問題解決能力を持つ子どもに育てるには?

 

ピグマリオン学育は、学ぶ側の達成部分を見つけて褒め、不足分にはその処方箋を考え、きちんと学べるために対策を立て、学ぶ側の能力育成に努めます。

褒められると自信が湧き、学ぶ喜びが生まれます。そして人への信頼、生きる喜びが生まれ、優しさ、思いやり、友情、他者を受け 入れる心が育ちます。
70点取れば、取れない30点は不問にし、学んだことを褒めます。取れない30点は、その時点で理解できな かったもの、能力を超えるものであり、何点だろうとその時点での能力の限りの点数を取ったのです。
そのことを褒め、不足分には 処方箋を与えればよいのです。
間違った問題をもう一度させる前に、間違った原因である能力の不足をトレーニングで育て、理解に必要な能力の器を大きくしてから問題に再挑戦させます。
間違ったことに対する不快感はないので、素直に問題に取り組めます。

人類の知性獲得の歴史に順じて習得

ピグマリオン学育メソッドは、人類の知性獲得の歴史に順じて習得できるよう体系的にまとめられています。
教えるのではなく 自ら学ばせるという方法で、3才から小2の子どもに適切な刺激を与えると、70~80%の子どもは小2~小3までに、小6までの カリキュラムを終了することができます。
知性とは、人類が創りあげた現実を認識する方法を体系化したものです。

 

それは、指先→空間→図形→数論理→言語→社会性という 順番で認識能力を高めながら発達していきます。

指先能力を育てる

握ること・つまむこと・両手を使うことの大切さ

指先能力を高める遊び

精神的にも知的にも自立していない子どもは、片手で物を処理しようとします。
ボタンを留めるにしても、ズボンをはくにしても、片手ではなかなか上手にできません。
食事、鼻をかむ、ハサミで紙を切る、ひも通し、全て片手だけではできません。

図形遊びの時に、片手で物を置こうとする子どもは、これまで片手の生活をしてきたのだと考えられます。
子どもが片手のみで物にさわる時、もう一方の片手はどうなっているのでしょうか。
それは、親の手や体や服を握っているのです。
そして、親とつながることによって、肉体も精神も頭も親の一部となっているのです。
物事は両手でしなければ上手にできないので、親が片手を貸して物事を処理してきたのでしょう。

つまり、肉体も精神も頭もまだ自立していないのです。
自立する必要もなく生きていけるならば、いつまでも自立できません。
必要があるからこそ能力が育成されるのです。

指先の能力を高めるには、両手を使った遊びをさせることが大切です。
目と手を協調させて物事を完成させるという経験と、両手の関係の中で一つのことができあがるという事実が、生きていくための基礎となるのです。
あらゆるものは関係の中で存在しています。
分断したり、部分だけを見ることは、正しい意味での「片手落ち」です。
正しく物事を理解し行動するためには、片手落ちになってはいけません。
両手を使うこと、つまり全てを使うことが必要なのです。

能力を全開にして一つのことを成し遂げると、一皮むけた能力を獲得していることが多いのです。

空間能力を育てる

空間能力が思考力の枠を決定する

教室中の子どもの様子

三次元空間の座標軸は、上下・前後・左右です。
人間の目は情報を二次元で捉え、頭の中で三次元に再構成しているのです。
つまり、三次元空間把握能力は、人間が創った後天的な能力なので、放っておいて育つものではありません。
しかし、旧来の教育では空間把握能力を育成するという考え方が存在しなかったので、ほとんどの大人の空間把握能力は低いままです。

 

「私は方向音痴なの」という大人の方も少なくないですよね。
それはこの空間把握能力を育むことができなかったからなのです。

単に教える・覚えるという教育には 空間把握能力や思考力は必要とされません。
そして、大人が理解していないものは、子どもに教えることはできないのです。

知性の中に空間把握能力がないと、解答はできても問題解決能力は育ちませんし、日常の生活でも様々な形でそれが現れます。

物を失くす、こわす、ぶつかることが多い子どもは、空間把握能力や構成把握能力が低いことが多いのです。
また、繰り上がりや繰り下がりの計算が できない子どもは、点描写が苦手です。構成把握能力が低いからです。

 

三次元空間能力が低いと、28+57、54-27、327+498、623-375、3486+2628、7426-4563などの 加減暗算を数論理的に理解できません。
そして、見える現実を量的に把握することができないので、長さ・時間・かさ・重さ・面積などを数量的に理解できないのです。

人間関係や社会性も三次元思考で良好に!

人間とは「人と人の間」と書き、人間関係の中にその本質があります。

人間関係を理解し、良好に保つためには、三次元的知性や思考力、つまり他者の心にまで配慮できる知性が必要です。
認識能力や問題解決能力が三次元的になれば、人間性も広く豊かになります。


ピグマリオン学育教室では親子同席で学ぶのですが、子どもについてきて知らず知らずのうちに空間把握能力を育て、仕事が捗るようになり、役所で出世したというお父さんもいました。

空間把握能力を伸ばすと、全教科の成績を驚異的に伸ばすことができます。

並みの成績だった子どもが、いきなり学年で5番以内に入ったり、通知表で1だった教科が5になったりという例をよく聞きます。
単に点描写を毎日1題、2~3週間続ければ、視野が広がり性格も 落ち着いてきたという報告も多いのです。

 

天地パズル(教材)

図形能力を育てる

計算ができても、図形や空間問題ができない子が多くいます。
図形教育は、ただ単に図形問題を解く能力をつけるのではなく、いわゆる頭の良さ・頭のキレといったものにつながる能力の育成と深い関係があるようです。
絵合わせパズル、天地パズルなどを用い「遊び」のなかで自ら考え、試行錯誤していく中で、形の違い、曲線と直線の違い、角度の違いなどを実感しながら、認識していきます。

数倫理能力を育てる

数学的思考力とは、「空間位置把握能力」「図形形態把握能力」「数論理能力」が総合されたものであり、現実を知的に理解する方法の体系的能力です。
全ての能力は、数学的能力に集約され、その土壌の中から花開きます。
そのためには、人類の知性獲得の歴史に準じて体系づけられた多量の事実のみを、楽しく刺激するように子どもに与え、数学的知性や思考力を育て上げる必要があります。
そこから、高い創造力が養われていきます。

言語能力を育てる

本をたくさん読んでも、それだけで言語能力は伸びません。
思考力を高めると、他者とのコミュニケーションを求めて自然に本を読みだします。
このときに、本当の言語能力が育つのです。
高い知性を育てるためには、高い言語能力が必要です。
そして、高い言語能力は高い社会性を持っています。
なぜなら、最も高い知性とは、社会性のことだからです。
言語能力は、数学的思考力(空間・図形・数論理 能力)の表現技術に過ぎません。
よって、数学的思考力の高い子どもは、国語の成績も良いのです。

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